引越しや季節の変わり目などで、いらない服や余った服の寄付を考えていないでしょうか。
寄付するものといえば、お金を最初にイメージされる方が多いと思うので、服は寄付できるのか少し悩みますよね。
結論からいうと、服も問題なく寄付ができ、様々な人たちを救うことにつながるのです。
本記事では、服を寄付する方法をご紹介します。また、服を寄付する時の注意点や寄付された後どう使われるのかも説明するので、ぜひ最後までご覧ください。
服を寄付する方法
服を寄付する方法には、主に下記の5種類があります。
- 団体を通じて寄付を行う
- 地域の廃品回収に出す
- 孤児院や児童養護施設などに直接寄付する
- 買取ショップで買い取ってもらう
- ショップの回収ボックスに入れる
服の寄付を受け付けている専門の団体でなくとも、地域の廃品回収や買取ショップ、ショップの回収ボックスなど身近な場所でも寄付が可能です。
とはいえ、団体へ寄付を行った方が、用途や寄付方法などが明確なのでおすすめできます。
服を寄付する時の注意点
服を寄付する時の注意点は、下記の3つです。
- 寄付できる服の種類や発送方法などを事前に確認
- 送料は自己負担の場合が多い
- 破損や汚れで利用に適さないものは寄付できない
服であればなんでも寄付できるわけではありません。また、送料がかかってしまう場合も多いので注意してください。
寄付できる服の種類や発送方法などを事前に確認
実際に寄付する前に、寄付できる服の種類や状態、発送方法などを事前に確認しましょう。適切な服でなければ、寄付できない可能性があります。
例えば、制服やスキーウェア、体操着などの特殊な服は受け付けていない場合があるのです。
靴下や下着は新品のみという指定をしているケースもあります。
また、服が破損していたり、汚れていたりして、清潔に使えない状態のものは寄付できません。
他にも、発送の際は段ボールと指定がされていて、プラスチックや布製のケースでの寄付は受け付けていない場合があります。
このように寄付の条件を、事前に公式サイトや電話などで確認しておきましょう。
送料は自己負担の場合が多い
寄付する服を発送するにあたって、送料は自己負担となる場合が多いです。
また、発送に使う梱包材の料金も自己負担となることがあります。
洗濯して綺麗な状態で寄付する
実際に服を寄付する前に、洗濯をして綺麗で清潔な状態にしておきましょう。
あまりに汚れていると、受け付けてくれない可能性があります。
目安として、フリーマーケットやバザーで販売されているくらいの綺麗さ・清潔さであれば、基本的に問題ありません。
寄付した服の行方
寄付した服は、主に次の3つの方法で社会貢献につながっていきます。
- そのまま衣類として届けられる
- フリーマーケットで販売される
そのまま貧困に苦しむ方や被災者の方などに使われるケースは、比較的イメージしやすいでしょう。しかし、実は寄付した服が販売されて、その過程で様々な形で活用される場合もあります。
そのまま衣類として届けられる
寄付した服が、そのまま貧困に苦しむ方や被災者の方などに届けられます。
届けられた服は現地の方が着用し、喜んで使ってくれるのです。
フリーマーケットで販売される
寄付した服が、途上国の工場に送られて仕分けされた後、世界各国のフリーマーケットで販売されます。
このように活用されると、次の4つの点で様々な人たちを助けることになるのです。
- 服を安く買えるのでお金に困っている人たちの手助けになる
- いらない服が世界のどこかでリユースされてゴミ問題の一助になる
- 売上の一部がその他の団体へ寄付される
- 販売までの過程で雇用が生まれる
服が安価に再度流通し、ゴミとして廃棄されなくなるという表面的な部分だけではありません。
売上がその他の団体へ寄付されることで、さらに多くの人を救うきっかけになります。
また、工場での仕分けやフリーマーケットでの販売活動などで雇用が生まれ、働く人たちがお金を手にして、貧困問題の一助にもなりえるのです。
いらない服があれば寄付して社会貢献しよう!他にも寄付できるものはたくさんある
服は団体や地域の廃品回収など様々な場所で寄付できます。
ただし、寄付できる服の種類や発送方法、状態などに指定がある場合があるので、あらかじめ確認しておきましょう。
服の寄付は、そのまま困っている方々に届けられるだけでなく、フリーマーケットで販売され、売上や雇用などを作って多く人を救う可能性があります。
ぜひいらない服や余った服があれば、寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
また、服以外にも寄付できるものはたくさんあります。詳しく知りたい方は、下記の記事で説明しているのでぜひ参考にしてください。